子どものこころ専門医とは

機構について

子どものこころ専門医とは

( 英語名称:Board certified child mental health medical specialist )

「子どものこころ専門医」は、小児精神医学、小児心身医学を基礎として、子どもの精神疾患、神経発達症(発達障害)、心身症、不登校、虐待など、子どものこころの諸問題に対応する専門医です。日本の子どものこころの診療は、以前から、こころの問題をサブスペシャリティとする小児科医と、児童思春期をサブスペシャリティとする精神科医によって担われてきました。そのような歴史的背景に鑑み、子どものこころ専門医は、小児科専門医と精神科専門医の双方を基盤領域とするサブスペシャリティ専門医として位置づけられています。

子どものこころ専門医を取得するための研修は、小児科専門医あるいは精神科専門医取得後、小児科と精神科を横断する形で行われます。本格的な研修は2022年度から開始され、2025年度には子どものこころ専門医研修修了者を対象とした専門医試験(本試験)が実施される予定です。

それまでの間は、暫定制度として実際に子どものこころの診療に携わっている医師を対象に研修と試験を行い、専門医として認定しています。具体的には、小児科専門医あるいは精神科専門医を取得し、かつ、日本小児心身医学会認定医、日本小児精神神経学会認定医、日本児童青年精神医学会認定医を所持しているか、日本思春期青年期精神医学会から推薦された医師に対して暫定専門医試験の受験資格を与えています。この暫定試験は2024年度で終了しますが、2024年度は通常の7月に加え、2025年3月に最終試験を実施する予定です。最終暫定試験の受験資格は、2019年度中(2020年3月まで)に4学会に入会し、2025年3月末までに各学会の認定医を取得見込みの方となります。